2016年06月18日 竜宮ホテル 竜宮ホテル竜宮ホテル徳間書店水守響呼は、妖怪や幽霊の姿を見ることが出来る不思議な力の持主だ。その日、住み慣れたアパートは崩壊して失い、「竜宮ホテル」へと移り住むこととなる。執筆一筋で人と関わる事もなく、その目に見える世界をも否定しながら生きてきた響呼であったが「竜宮ホテル」での生活で人やそうでない者たちと自然と触れ合い、少しずつ変わっていく。書下し新作「旅の猫風の翼」を収録。
2016年06月18日 桃ノ木坂互助会 桃ノ木坂互助会桃ノ木坂互助会徳間書店厄介事を起こすのは、いつだってよそ者だ。七十歳の光太郎は憤慨していた。われわれが町を守らなくては????。そこで互助会の仲間たちと手を組み、トラブルを起こす危険人物を町から追い出し始める。その手段はなんと嫌がらせ!?老人だからこそできる奇想天外な作戦はなかなか好調に思えたが……。大家と揉めていた男を次なるターゲットに決めたことから、事態は思わぬ方向へと動き始める。【解説】東えりか
2016年05月02日 tag:凩,寺田寅彦,青空文庫,文芸,電子書籍 木枯の酒倉から????聖なる酔つ払ひは神々の魔手に誘惑された話????[初出]「言葉第二号」「言葉」発行所、1931(昭和6)年1月1日[文字遣い種別]新字旧仮名